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先日、和楽舎に中学生が職場体験に来ました。
2日間の体験にて、
住宅の基本設計とプレゼンをするというプログラム。
まずは、鉛筆をカッターで削るところから…
鉛筆削りからとは、限られた時間の中で
あまりに遠いアプローチに思われるかもしれません。
しかし、設計の真髄に触れるには
外せない工程とも言えるのです。
空間感覚の伴ったラフ案の制作には、
脳に連動している「手」を動かして考えるのが一番。
手削りの鉛筆を使うことで
線の濃淡や硬軟、強弱がつけやすくなり、
描いているうちに
建築プランが自然と練り上がる…
という現象が体験できます。
体験に来たふたりとも
普段はシャープペンシルを使っているし、
鉛筆をカッターで削るのも初めて…
との事でしたが、
ものすごい集中力で綺麗に削っていました。
その後プランは順調にまとまり、
プレゼンも設定時間ジャストで完了。
素晴らしい!の一言に尽きます。
設計を進める中でも
建築は好みや機能性に加えて
哲学や歴史、社会情勢など
様々な要素が複合して成り立っている…と
それぞれに気付きがあったようです。
そんな若い方々に
人生の先輩である私達ができることは、
情報や機会は惜しみなく提供し、
あとは自身の仕事や人生を楽しむ姿を見せる、
に尽きるなぁ…と再認識。
一期一会。
今後の人生で、
和楽舎の体験を思い出す瞬間があれば
とても嬉しいことです。
(文:里沙)
【works(浜松 磐田)】
(和モダン木造住宅、鉄筋コンクリート住宅など)
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医療福祉施設設計のサイトに
先日完成を迎えた個人邸宅の
内装のみ、先行してご紹介しています。
ぜひ、ご覧ください。
外観を含めた全貌は
こちらのページにて
追ってご紹介させていただきます。
その際はどうぞお楽しみに…!
このたび
浜松市の公共施設である
「浜松市総合産業展示館」
のリニューアルに伴い、
和楽舎設計工房は
工事監理業務を担当させていただきました。
1年半の大規模改修を経て…
去る6月1日、ついに完成を迎えました。
施設管理の株式会社ヤタロー様による
オープニングセレモニーが開催され、
山﨑もお招きいただきました。
ありがとうございます。
今年5月に就任された中野祐介市長と
ご来賓の方々によるテープカット
1971年に新築し、築50年を超える展示館。
今後も永く使えるよう、
よりサステナブルな建物へと機能を増強しました。
屋根の葺き替え、内装改修などに加え、
バリアフリー対応として
これまで無かった来客用エレベーターも新設。
また、受付まわりの内装には
2020東京オリンピックの施設に浜松市が提供した
地産木材「天竜材」が使われています。
選手村の建物に実際に使われた木材で、
焼印もされています。
産業展示館に行かれた際は、
ぜひ受付カウンター横にご注目ください!
リニューアル後の産業展示館は、
すでに沢山の展示会の予約が入っているそう。
今後も末永く愛される施設になりますように。
工事関係者の方々、
ご縁をいただきありがとうございました!
そして改めまして。
リニューアルオープンおめでとうございます!!
(文:里沙)
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先日、オープンしたての家具店
「BROOK'S STORE」様(浜松市東区)に
行ってきました!
お店は私たち和楽舎と同じ浜松市東区で、
もともと近所で営業されていた
「東海家具流通センター」を
今年4月に移転オープンされたとのこと。
こちらの小川社長をご紹介いただいたご縁で、
真新しいお店への訪問となりました。
巨大なコンテナ店舗の中には
幅広いジャンルの家具がずらりと並んでいます…!
これまで都市部に行かないと
手に入らなかったような商品も、
沢山お取り扱いされています。
たとえばこちら。
マスターウォールの復刻版ブランド
「THE BROWN STONE」↓
浜松でこのシリーズが手に入るのは
ここBROOK'S STOREさんだけです。
マスターウォールは
無垢のウォールナット材を使った
クラス感のある家具として有名ですが、
このTHE BROWN STONEシリーズは
ニューヨークのミックスカルチャーがテーマ。
カジュアルでヴィンテージ感があり、
新築のインテリアでも
こなれた雰囲気を作ることができます。
また、京都のブランド
「ア・デペシュ」もありました。
無国籍柄ファブリックのソファは
ジャンルを選ばない落ち着いたカラーで
まとめられています。
アート的要素が人気の
一枚板レジンテーブルもありました。
透明レジン×モンキーポッド無垢材の
組み合わせ、
ベーシックながら迫力満点です…!
他にも
デザイナー家具、
国産の無垢材家具などが粒ぞろい。
どれも品質がとても良く、
お値段もかなり良心的でした。
ついつい長居したくなり思ったのは、
「やっぱりリアル店舗って良いなぁ!」
ということ。
色や素材感、使い心地はもちろん、
家具がお店に来るまでにかけられてきた愛情までも
全身で感じられる空間です。
設置まできめ細やかにお世話してもらえるのも
リアル店舗ならではですよね。
BROOK'S STORE 小川社長、
ありがとうございました!
和楽舎設計工房では
建築設計の他、
インテリアコーディネートも行っています。
床材・壁紙などの内装デザインはもちろん、
家具選びもお気軽にご相談くださいね!
【今回訪問したお店】
(浜松市東区原島町532−1)
(文:里沙)
【works(浜松 磐田)】
(和モダン木造住宅、鉄筋コンクリート住宅など)
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山﨑が設計させていただいた
木造平家の邸宅。
工事が始まり、先日ついに上棟式を迎えました。
お施主様、ご関係の方々、
上棟おめでとうございます!!
上棟式では「餅まき」行事も実施。
「餅まき」は神事であると共に
ご近所への福のお裾分けの意味もある
日本古来の風習ですが、
現在は一部の地域にのみ残っているようで、
ここ浜松には残っています。
今回、お施主様のご厚意で
代表・山﨑と共に
私も「餅まき」担当をさせていただきました!
元々お餅をまく役は女人禁制な上、
このご時世での伝統行事は貴重な機会。
しかも私は浜松歴もまだ浅く…
人生初めての「餅まき」、
記念すべき思い出となりました。
さて。
構造部材である木材が
上棟によって一通り組み上がりました。
この後は耐震性を確保するため
組み上がった部材を金物や面材で補強します。
建築士の仕事としては、
木材の補強が設計通りに行われているかの
確認業務が控えています。
これは「設計」とは別に法律で定められた
「工事監理」業務の一環でもあるのです。
※参考:工事監理について…
上棟式で襟を正したところで
引き続き建設会社さんと協議しながら
着実に工事監理を行っていきます。
(文:里沙)
【works(浜松 磐田)】
(和モダン木造住宅、鉄筋コンクリート住宅など)
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