ひとの心の中から湧き出る感覚を大切に、心身をゆったりと預けて安らげる「心地よい」建築設計を追求しています。
和楽舎では、「心地よさ」は言わばピラミッドの頂点にあたるものと考えます。不便のない「使いやすさ」をベースに、心身の健康が得られる「快適さ」を満たした上での頂点。言語化・数値化できない要素も含め、そのひと(企業)ならではの「心地よさ」を丁寧に引き出し空間に落とし込みます。
例えばヒュッゲ(Hygge)という言葉はデンマーク語で「人とのふれあいやリラックスした時間によって心を満たす」ことを意味しますが、和楽舎の考える「心地よさ」もヒュッゲに近い概念です。
薪にくべた火を眺めながら会話を楽しむ、お気に入りの場所でコーヒーを飲みながら静かに読書するなど、物質だけで完結せず、そこに流れる豊かな時間までを含めた設計を心がけています。
そのために、例えば以下のような手間ひまを惜しまない設計をお約束します。
- しっかりと時間をかけて、深くきめ細やかなヒアリングやカウンセリング、打合せを行う
- 周辺環境を調査・研究し、必要に応じ模型を作りながら建築との良い関係を検討する
- 鉛筆の手描きスケッチから設計を始め、人間や自然界の有機的な動きに沿った設計をする
生活の拠点となる建築が、人生を謳歌できる「心地よい」場であるように。中で過ごすと感性が活性化され、外へ出かけた際には仕事のパフォーマンスやレジャーでの感動が最大限に高まるような建築を理想としています。