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年末年始休業のお知らせ

2018/12/10

ニュース

和楽舎設計工房より

年末年始スケジュールのお知らせです。

 

12月29日(土)~1月6日(日)を

休業とさせていただきます。

新年は1月7日(月)より

通常どおり営業致します。

 

本年も皆さまには大変お世話になり、

心より感謝申し上げます。

 

来年も変わらぬお引き立てのほど、

どうぞよろしくお願い致します。

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
 Tel:053-466-0555 Fax:053-466-0558
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プロフィールを更新しました

2018/12/08

ニュース

和楽舎設計工房ホームページでは

プロフィールを更新いたしました。

ぜひご覧くださいませ。

 

師走に入り何かと気ぜわしくなって参りましたが、

皆様におかれましても良い年末をお過ごしくださいね。

 

 

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
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浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

市役所の委託業務の打合せで、

浜松市発達医療総合福祉センターに伺いました。

2年前にも、別の内容にて業務を担当させていただいた場所です。

 

P6080024.JPG

こちらのセンターが建つのは

各種療育・介護施設や医療機関、体育館などが集約された

36,000㎡を超す広大な敷地。

当時は、駐車場整備と塗装の設計を行いました。

 

 

 

PB050014.JPG

エントランス付近のスペースに屋根を新設した駐車場です。

 

施設の方々の要望をふまえ、

雨の日も車いすの降車や荷物の搬入がスムーズにできるよう

既製品の屋根から最適なサイズのものを組み合わせて計画。

中央には傘を差さずに歩ける通路も確保しました。

 

 

アーケードは鉄骨、木造棟は外壁の塗装設計監理でした。

PB050015.JPG

PB050020.JPG

 

「塗装なのに設計?」と思われるかもしれませんが、

実は設計図書の作成が欠かせません。

 

打合せと現地調査にて建物全体を確認・測量した後

塗装すべき範囲を図面に起こし、

積算した塗装面積と最適な塗料により工事金額を算出します。

 

これらの情報を盛り込んだ設計図書をもとに

市役所の方が施工業者の選出や材料の調達を行うという流れです。

 

 

今回は、天井改修のための再訪でした。

地域の方々に末永く活用していただけるよう、

建物の長寿命化についても、日々研究を続けています。

 

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
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浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

どんな建物にも欠かせない基礎工事ですが、

完成してしまうとなかなか目にできない部分でもあります。

本日は、そんなコンクリート基礎工事の監理についてお話ししたいと思います。

 

建物の強度を設計書通りに出せるよう、

現場に搬入したばかりの生コンクリートの品質をチェックします。

 

 

1.塩分量測定

 

PA100010.JPG

 

コンクリートを構成する成分は

セメント、水、

そして

砂利や砂を混ぜた骨材です。

 

この骨材が海水などの塩分を多く含んでいると

躯体の錆びにつながります。

そこで、

塩素イオンに反応して色が変わる測定器を用いて

事前に塩分を検査するというわけです。

 

塩分量の基準値は0.3kg/㎥ですが、

試験体3本の平均が基準値を下回れば合格です。

 

今回の平均測定値は、0.056kg/㎥。

 

天竜川周辺から骨材を採取しており、

淡水由来で塩分が少ないという地の利も無関係ではありません。

優秀な結果に、一安心です。

 

 

 

2.スランプ試験

 

PA100011.JPG

 

搬入した生コンクリートが

どのくらいの流動性があるかを検査するのがスランプ試験です。

 

スポーツ選手が「スランプに陥る」などと言いますが、

「スランプ」とは「ガタっと落ちる」というニュアンスで使われる単語。

 

高さ30cmの円柱状のコーンの中に

生コンクリートを詰めて地面に置き、

コーンを引き上げたときにコンクリートが

どれだけダレて下がるかを測定します。

 

スランプ値(下がった高さ)の基準は15cm。

測定値が±2.5cm以内に収まっていれば合格です。

スランプ値は高い(沢山下がる)と水っぽく弱いコンクリートであり、

逆に低い(あまり下がらない)と粘りが強く作業がスムーズにできません。

 

今回の測定結果は14.5cm。

こちらも合格です。

 

 

 

3.空気量測定

 

生コンに水分が多いと強度が出ませんが、

強度を確保しつつ

柔らかく作業しやすいコンクリートにするため、

AE剤という発泡剤で空気を含ませています。

この空気量も多すぎると強度が下がってしまうため、

空気含有率を検査します。

 

PA100012.JPG

普通コンクリートの許容値は、4.5±1.5%。

今回の測定結果は3.8%。OKです。

 

 

 

4.圧縮強度試験

 

今度はコンクリートが固まった後の強度が測れるよう、テストピースを採取します。

PA100013.JPG

 

定められた検査基準では、

材齢(コンクリートを打ってから経った日数)28日にて試験します。

28日、つまり4週間後にテストピースを生コン工場へ持ち込み、

試験機で上下から圧縮試験を実施しました。

見た目にはわかりませんが、

3つのテストピースがコンクリート内部で破断した平均値を検査します。

PB070003.JPG

こちらも設計基準の強度をしっかりとクリアしていました。

 

 

その後現場では

さらに正確な施工のための下準備を進めます。

 

木の土台を組み立てる前に、

コンクリート基礎の天端に「レベリング材」を流し込み、

凹凸のない正確なフラット面になるよう整えます。

ツヤツヤと光る仕上がりが、写真でも見ていただけると思います。

PA310011.JPG

 

 

 

お客様と創り上げたデザインを支える構造は、

実際の工事が設計通りに実施されて初めて成り立ちます。

しかし工事が進むと基礎部分は隠れ、

このような重要なチェックはできなくなってしまうのです。

 

工事監理は、タイミングが命。

普段は見られない建物の舞台裏について、

少しだけご紹介させていただきました。

 

 

 

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上棟式

2018/11/20

磐田市 クリニック

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

 

整地や基礎工事を終え、

プレカットにて製材した木材を組み立て始めた

磐田市のクリニックですが、

先日、晴れて上棟式を迎えました。

 

上棟式は、木造建築の我が国ならではの慣習。

柱や梁などを組み立て、

屋根の一番上の部材である棟木を取り付けるタイミングで

執り行われます。

 

棟木は屋根の荷重を支える重要な部材で

上げると建物全体の形が現れることから、

棟上げを期する上棟式を行う慣習が

生まれたといいます。

 

PB180008.JPG

 

梵天(ぼんでん。御幣の一種)などを土地の神様に奉献し、

工事の安全祈念や建物の誕生報告を行います。

 

 

上棟式当日のクリニック建物です。

ついに全貌が現れてきました!

 
 
PB180002.JPG
 

 

院長先生のご要望や診療のスタイル、

デザインの好み、敷地や地域の環境・・・

 

様々な要素をふまえ

いくつもの検討を重ねた図面が

こうして形になってくると、

大変感慨深いものがあります。

 

 

この後も現場に通いながら、

完成まで監理を進めていきます。

 

 

院長先生はじめクリニックの皆様、

改めまして上棟おめでとうございます!

 

 

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