このたび和楽舎設計工房は、静岡県のFMラジオ局「K-MIX」のオンエアスポットに認定されました!
K-MIXは、事務所で常に流しています。
これは代表・山﨑正浩にとって、40年以上続けている習慣なのです。
山﨑が初めてK-MIXを聴いたのは御前崎市での「住み込み修行」時代。
当時のK-MIXは開局前の試験放送という位置づけでした。
以来、転職しても独立しても…時代が変わっても、山﨑のいる事務所にはK-MIXが流れています。
いっぽう私・里沙は和楽舎に来るまで、音声が流れる職場に身を置いたことがありませんでした。
最初はとても驚き、代表に尋ねたものです。
「音楽や会話が常に聴こえる環境で、どうしてそんなに集中できるの?」
「そもそも、なぜ音楽ではなくラジオを流しているの?」
これらの疑問に、代表・山﨑正浩はゆっくりと口を開きました。
「理由は3つある」
山﨑正浩の回答に背景情報を補足して、以下に記しておきます。
1.タイムキーパー役
多くの設計事務所と同様、和楽舎では
・時を忘れて没頭するデスクワーク
・シビアに時間が決まっている打合せや調査、現場監理
という相反する2種類の業務を各人が常時併行して行います。どちらかだけ、という日は滅多にありません。
さらに設計業務の性格上、没頭して過集中になりやすく、時間の感覚を忘れない仕組みづくりが必要です。
ラジオでは毎時「〇時です」とアナウンスしてくれるため、集中の海に溺れることなく時間感覚のバランスが保てるのです。
2.設計に関わる地域情報が流れる
私達和楽舎は、地元・浜松に根差して設計業務を行っています。
気候や風土はもちろん、地域ならではの衣食住・文化も設計の大切な源泉です。
K-MIXという「地域文化のシャワー」を浴び続けることで、お施主や計画地に対するより深い理解や共感に繋げたい…
そんな想いで、毎朝ラジオをONにします。
3.小休止によって集中力が高まる
パーソナリティの楽しい会話と共に、古今東西の良質な音楽が沢山流れるのがFMラジオの魅力です。
作業に集中したい時は耳を傾け過ぎず、リフレッシュしたい時は音楽や会話で小休止することで、結果的に集中力が高まり作業効率が上がると実感しています。
以上、山﨑が地元FMを愛する3つの理由でした。
私・里沙は絶対音感があり、音のある環境では集中できないのが幼少期からの悩みでした。
しかしこれらの理由を意識することで「耳のオン・オフ」を操れるようになり、音があっても集中できる体質へと変化しつつあります。
皆さまにとっても、ラジオがパフォーマンス向上の最適ツールとなるかもしれません。
ラジオを聴いてみたくなった方、楽しくラジオ談議がしたい方。
ぜひ和楽舎にお立ち寄りください!
(文:里沙)