こんにちは。

スタッフ里沙です。

 

 

キンモクセイの季節になりました!

 

自宅のキンモクセイも、

華やかな色と香りで楽しませてくれています。

 

122150172_715987805711498_8650197523201038044_n.jpg

 

このキンモクセイは、なんと樹齢約60年。

 

一緒に暮らす78歳の義母が、

新婚時代に「結婚記念樹」として購入したものなのです。

家を建て替えても、思い出のキンモクセイだけは毎年毎年、

この土地で咲いてきたのだそう。

 

苗木は「鴨江観音」のお彼岸、「お鴨江まいり」で購入したとのこと。

今も毎回出店が並び、浜松市内でも有名な行事ですが、

当時はさらに賑やかでデートスポットにもなっていたようです。

 

この60年で、人間を取り巻く環境は大きく変わりました。

それでも同じ場所で、美しさを増しながら咲き続けるキンモクセイに、

畏敬の念すら抱きます。

 

※キンモクセイは、日当たりと風通しが良く温暖な環境が適しているとのこと。

浜松の気候は、キンモクセイの生育にとても合っているのだと思います。

 

ちなみに

自宅は代表・山崎の設計した自邸。

「光と風でおもてなし」

新築当時は「静岡県住まいの文化賞」を受賞し、

今、築20年を迎えようとしています。

 

最大で8人住んでいた家族構成も変化し、

今は78歳の母と夫婦の3人暮らし。

20年経った今でも

冬暖かく夏涼しい、明るく穏やかな住宅です。

 

 

変わらない幸せも、

変わることで生まれる価値も。

どちらも大切にできる建築を

世に送り出すのが、建築に携わる者の役割だと思う日々です。