こんにちは。

スタッフ 里沙です。

 

先日、インターネットに

フィアットの広告が挙がってきました。

googleさんに好みがバレています・・・。

 

補色1.jpg

 

ところでこの広告、

カラー理論で言うところの

「補色」を利用して、

車の色をより美しく見せています。

 

「補色」とは、

色をドーナツ状に並べた「色相環」の中で

向かい側に位置する色同士のこと。

色相環をご覧ください。

 

マンセル色相環.jpg

「マンセル色相環」武蔵野美術大学 造形ファイルより↑

 

 

広告にあったパープルとライトグリーンは

理論どおり、「補色」の位置に置かれています。

真向い(=正反対)の色を使うと、

お互いの色を鮮やかに引き立て合うことができるのです。

 

和楽舎で設計させていただいた住宅では、

こんなところに補色が使われています。

(クッションに注目)

鈴木邸_OPS_4134.jpg

↑「内に開く家」事例紹介はこちら

 

お互いの色を「目立たせる」ことが目的の「補色」は、

広い面積よりもポイントづかいがおすすめです。

 

家具やクッション、アートなどに

取り入れてみると、

よりメリハリのある空間に仕上がります。

 

好きな色があったら、

ぜひ「補色」をチェックしてみてくださいね!

 

 

(スタッフ:里沙)