こんにちは。
スタッフ 里沙です。
浜松の生活にも慣れてきた今日この頃。
ようやく「新居の関所」を訪れることができました。
徳川家康が設置した関所の中でも
箱根の関と並ぶ東海道の重要な関所。
津波被害により途中移転しているものの、
当時の建物が現存する全国でただ一つの関所跡ということで
見学してみました。
1855年改築の面番所。
シンプルなつくりで、
165年の耐久に納得。
内部もとても良い状態でした。
瓦は良い感じに日焼けしています。
奈良時代のものが残る
奈良・東大寺三月堂の瓦と
遜色ない日焼けに思えるのは
太平洋の塩分も関係しているのでしょうか・・・
隣の敷地には資料館があり、
当時の資料の展示も充実していました。
「入り鉄砲出女」
(江戸に入ってくる鉄砲と
江戸から出ていく大名の妻女など人質)
の取り締まりに、特に厳しかったという新居関所。
当時「出女」はこの関所を避けて
北側へ回ったそうなのですが、
そのルートの名残が現在の「姫街道」。
ふだん車で通る道ですが、
展示の古地図を見ていると
脳内タイムスリップが起きて
ワクワクしました。
個人的古地図ムーブメントが続きそうです。
浜松史に詳しい方、ぜひ教えてくださいね!
↑ 無事関所を通過した人が出ていく「大御門」。柱は地中2.7mまで埋まる掘立柱
(スタッフ 里沙)