こんにちは。スタッフ里沙です。

 

お施主様のプランに使えそうな材料を探しに、

「京都古材市場」さんに行ってきました。

 

敷地に入ると、そこは一面

木、木、木。

 

京都を中心に

古今東西、新旧洋邦、

様々な建物を解体した際に出た

良質な木材がずらりと並びます。

 

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様々な場所に使われていた板材や角材。

腰壁やカウンターなど、ポイント遣いで存在感を発揮しそうです。

 

 

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新品では入手困難。なんとも立派な丸太の梁たち。

 

 

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様々な柄のガラスがはめ込まれた、1点ものの建具たち。

 

 

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奥の一枚板たちは新品。

ダイニングテーブルの天板などに使えます。

 

この日、私が特に惹かれたのは、

年輪にチョークで寸法が引いてある

まあるい板です。

 

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ブラックブラウンの心材(年輪中央)と

シフォンケーキのような優しいアイボリーの辺材(年輪外周)。

絶妙な色合わせと柔らかそうな質感がたまりません!

 

これは

「モンキーポッド」なる樹種。

「この木なんの木♪」でおなじみの、あの木です。

葉がたわわに生い茂り

枝張り直径50メートルほどの大木になることから、

ハワイでは「人の集まる木」として親しまれています。

 

LDK空間に活用すれば、

皆の集まる楽しい時間を見守ってくれそうですね。

 

 

生き物である「木」は、

材質について知識や技術が必要なのはもちろんですが、

ここぞという場所には、

「心に響く」木材を選ぶことが大切だと

感じさせてくれる場所でした。

 

古いもの、知らない土地のもの。

従来はまったく想定されていなかった方法で

大切に使われることを想像すると、

ワクワクが止まりません♪

 

(スタッフ:里沙)