スタッフ里沙です。
桜の蕾がほころび始めた先日、
所員の皆で名古屋へ研修へ行きました。
普段はなかなか見られない
建材や家具、建築の見学が目的です。
名古屋駅を降りて最初に向かったのは
「大名古屋ビルヂング」。
ガラスの外壁のデザインは、
2020東京五輪のエンブレムで知られる野老(ところ)朝雄氏。
一見すると
1枚1枚のガラスがランダムに配置されているように見えますが、
これらは人間が快適に感じると言われる自然界のリズム、
「1/fゆらぎ」
に基づき配置されているのだそうです。
ビルのデザインコンセプト
「緑の丘に立つ大樹」が、
リズムという形でも体現されていました。
建物の設計はデザインコンセプトを見出すことから始まりますが、
様々な方向に拡散するキラキラとした光に、
基本の大切さを見せられた想いでした。
そして、ショールーム巡りです。
輸入ものを中心に、こだわりの建材が揃う
アドヴァン様。
バリエーション豊富なタイルの
名古屋モザイク様。
輸入壁紙等、インテリアの情報収集に
ツカサ様。
実際に目で見て、手で触り、足で乗ってしかわからない質感を
しっかりと感じてきました。
道中では、所長による
鉄骨の構造レクチャーも。
「オアシス21」では
屋上まで上がって景色も堪能。
夕方は、家具のアルフレックス様、系列のモルテーニ様で
新製品プレゼンテーションに参加させていただきました。
実際に店内の一通りのチェアやソファにも座り、
高さや幅、奥行、硬さ・柔らかさ等を体感。
パーソナルソファを例にとると、
身体の小さな私にとっては
座面の奥行が80cm以上のものでは
リラックス体勢が取れないのですが、
70cm以内なら自分に合うものが格段に増えることを再確認しました。
一方で背の高い同僚は
80cmくらい奥行があった方が伸び伸びとできるようで、
座り姿も優雅に見えました。
また、ショールーム全体を見渡すと
部屋の広さとソファ・テーブル等の大きさとのバランスも
どの程度が適切か、目で認識することができました。
お部屋やお施主様の状況に応じて、
ご提案のバリエーションも色々と考えられそうです。
1人での見学では
新しい発見も自分の知識や感覚の範囲に限られがちですが、
皆で行くと興味や注目のポイントも人それぞれで、
とても刺激の多い一日でした!
(スタッフ:里沙)