建築家 横内敏人先生の講演会が京都造形芸術大でありました。

先生は東京芸術大学出身で現在は、京都造形芸術大学通信教育部大学院の教授をされています。

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作品は、木の柱や梁が見える木造住宅が多いです。

木造建築学校匠組で教えていただいた吉田桂二先生も東京芸術大学の出身で

木の住宅のデザインの系統は堅実で類似する方向に感じます。

新しく目標となる先生ができ東京で行われた住宅設計鬼合宿に続き

直接お話を伺える機会だったので京都まで出かけてきた次第です。

 

住宅は人が自然と共に生きる場所として捉え

住宅の原型となる形態として、居間などは木陰のように

寝室などは洞窟のようなイメージとのことでした。

 

住宅の近作を紹介していただきましたが

どの住宅も木陰と洞窟のイメージをシンプルに表現されていました。

デザインは奇をてらったものではなく、堅実で理に叶っており好感が持てるものでした。

 

外観も同じで派手さはなく、どちらかというと地味な建物が多く感じました。

個々の住宅が存在感を放つものではなく、地域の街並みに溶け込むようなデザインです。

外部にお金をかけるのではなく、人が住まう内部にお金をかけるという言葉が印象的でした。

 

講演後に声を掛けさせていただいたら

鬼合宿に参加した時のことを覚えていただいて嬉しかったです。

 

和楽舎でも横内先生が設計されているような木造住宅の設計をやっていきたいですね。

浜松にもこのような住宅が多くなると素敵な街になるでしょうね。

 

 

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